4月13日から2日間に渡り行われたCMASワールドカップの第3戦。今回はその結果をご紹介いたします！
トピックス
CMAS World Cup 2024 第3戦！
アメリカ フロリダ州コーラルスプリングスで開かれた第3戦。ヨーロッパ地域が中心のフィンスイミング競技にとっては貴重なアメリカ開催の大会です。今大会も、地理的条件の良い南米地域を中心に、14ヶ国から141名のエントリーがありました。特にコロンビアからは、代表チームを含めて52名もの選手が参加しており、後に掲載するリザルトからもわかる通り、表彰台をほぼ独占するほどに活躍しています。また、アジア地域からは、ビーフィン世界王者 HE Pinli（台湾）、そして、日本代表選手の髙津奈々（Style1)も参戦しています！
上位3選手のリザルトまとめ
コロンビア・ウクライナ勢の際立つ強さ
第1戦、第2戦とは顔ぶれが大きく変わる結果となりました。これまで転戦していたヨーロッパ勢の多くが出場せず、記録的にはやや落ち込み気味。しかしながら、その中でもウクライナ代表やコロンビア代表の選手の活躍は特筆すべきものがあり、シニアの優勝はほぼ彼らの独占状態です。ひと際存在感を示したのが、女子モノフィンのUVAROVA Viktoriia（ウクライナ）。彼女は50mアプニアで3戦連続、100mサーフィスでは2戦連続、200mサーフィスでは今期のランキング1位となる泳ぎで、今大会3冠を果たしています！
また、男子4×100mサーフィスリレーでは、コロンビア代表チームが2分24秒06と、こちらも今期1位の好記録。1人平均は驚異の36秒01です。
南米勢の躍進！将来への期待大！
ジュニア区分では、フィンスイミング新興国の成長が目立つ印象です。エクアドルやチリ、アメリカといった、これまでフィンスイミング競技ではあまり目立つことのなかった国々の選手たちが表彰台を勝ち取っています。今大会は記録面でさほどハイレベルな争いではなかったという要因もありますが、これらの国々がジュニア世代からの育成に注力している姿勢がわかる結果と言えるでしょう。彼らが今後、世界選手権などの大舞台で活躍する日も近いのかもしれません。
大会の全リザルトは、以下のリンクからみることができます。自分がもし出場していたら？またはご自身の目標設定に、ぜひご覧ください！
https://www.colombiaacuatica.com/backtun/torneos/resultados/pdf/2024/20240412resultados.pdf
最新のワールドゲームズ選考ランキングは？
今大会の結果をふまえたワールドゲームズ選考ランキングは未発表。こちらは最新版が公開され次第、掲載いたします！
（4/26：発表されました！こちらで要チェック）
次回の更新もお楽しみに！
CMASワールドカップ2024はこの第3戦をもって、一時、休憩期間に入ります。そして、各国の選手たちは自国での代表選考会を経て、世界選手権に挑む時期です。日本でも、5月11日から2日間に渡り日本選手権が行われます！今シーズンの大一番がいよいよスタートです。
「Worldwide Finswimming News」では、今後も随時、様々な国際大会・国際情報をお届けしていきます。また次回もお楽しみに！
CMASワールドカップ2024 第3戦 ライブ配信一覧
- 50mサーフィス／50mビーフィン／800mサーフィス（音声なし）
- 50mアプニア／400mビーフィン／4×100mサーフィスリレー
- 100mサーフィス／100mビーフィン／400mサーフィス／4×100mサーフィス・ビーフィンミックスリレー
- 200mサーフィス／200mビーフィン／1500mサーフィス
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