2023年5月4日〜5月6日に横浜国際プールにて『第35回フィンスイミング日本選手権大会』が開催!
今大会は有観客での開催ということだけでなく,フィンスイミングチャンネルでのLIVE配信も行われるため,大いに盛り上がる大会となること間違いなし!
今までフィンスイミングを見たことがないたくさんの人たちにフィンスイミングの魅力を知ってもらい,応援してくれる人や,フィンスイミングにチャレンジしてくれる人が増えたらいいなと思います!
本記事では初めてフィンスイミングを見る方でも楽しみやすいよう,大会情報や種目の説明を難しすぎずに解説していきたいと思いますので,是非この観戦ガイドを見ながらフィンスイミング観戦を楽しんでいただけたらと思います!
トピックス
日本選手権大会とは?
フィンスイミングの日本選手権は近年,毎年ゴールデンウィークに開催されており,日本で最も参加者数および規模も大きな大会となっています!
【日本代表選手選考会】
日本選手権はその年の日本代表を決める代表選考会も兼ねています.
2023年は11月下旬にプーケット・タイにて開催予定の第18回フィンスイミングアジア選手権大会の代表選考会となっており,代表に選考されるためには・・・
- 派遣標準記録を突破する
- 決勝レースにて2位までに入る
- 4×100mおよび4×200mサーフィスリレーの代表選考は,男女100mおよび200mサーフィスの各上位4名の合計タイムが派遣標準記録を突破
- 混合4×50mサーフィスリレーおよび混合4×100mビーフィンリレーの代表選考は,50mサーフィスおよび100mCMASビーフィンの男女それぞれ上位2名の合計タイムが派遣標準記録を突破
以上の点を満たすことが必要です!
派遣標準記録は厳しい記録が多いですが,世界記録を基準に設定されています.
また,リレー種目は個人の結果だけでなく,上位選手のタイムの合計が派遣標準記録を突破していないといけないので,日本としての選手層の厚さが重要といえます.
なお,第18回フィンスイミングアジア選手権大会ではジュニアの部(満14歳〜満17歳)として,第6回アジアジュニアフィンスイミング大会も開催予定となっているため,今回の日本選手権大会の結果から代表選手の選考が行われる予定となっています.
【派遣標準記録等 代表選考に関する資料】
【チーム対抗の団体戦にも!】
また,日本選手権大会はチーム毎の獲得点数による団体戦にもなっており,各個人種目および各リレー種目の成績(順位)により所属チームへ得点が加算され,チームメンバーの合計獲得点数により以下の4部門の団体表彰が行われます.
- 男女総合の部
- 女子総合の部
- 男子総合の部
- Jビーフィンの部
なお,1〜3は国際ルールに則った①サーフィス種目②アプニア種目③CMASビーフィン種目の成績の合計で計算がされ,4はJビーフィン種目の成績のみの合計となります.
つまり,『強い選手が1人いるチーム』や『選手の人数がとても多いチーム』というだけではなかなか点数の獲得が難しいため,『上位入賞者が多く,人数のそこそこ多いチーム』がポイントとなってきます!
<得点計算方法>
順位 | 獲得点数 |
---|---|
1位 | 9点 |
2位 | 7点 |
3位 | 6点 |
4位 | 5点 |
5位 | 4点 |
6位 | 3点 |
7位 | 2点 |
8位 | 1点 |
大会・競技スケジュール
【5/4:大会1日目】
5/4:大会1日目のふりかえり記事はこちら
【5/5:大会2日目】
5/5:大会2日目のふりかえり記事はこちら
【5/6:大会3日目】
5/6:大会3日目のふりかえり記事はこちら
競技結果・リザルト速報は東洋電子サービスにて
今大会では会場への競技結果(リザルト速報)の貼り出しは行わないため,以下の【東洋電子システムのWebページ】でご確認ください.
LIVE配信は日本選手権初!
フィンスイミング日本選手権史上初?YouTubeにてライブ配信が行われます!ライブ配信の配信先URLおよび配信時刻のまとめは以下の記事をご覧ください.
今後こちらのチャンネルでフィンスイミングに関する情報やトレーニング動画,解説動画,レース動画など,展開していきたいと思っています!(まずは登録者1,000人目標に増やしていきたいな〜)
フィンスイミングのレースを楽しもう!かんたん競技解説☆
フィンスイミングの一番の魅力はなんといってもそのスピード感!特にナマで観るフィンスイミングのスピードの速さや音・波は迫力バツグン!
フィンスイミングをはじめ競泳や陸上,マラソンなどは,速くゴールした順番で勝敗が決まるわかりやすいスポーツなので,ルールを知らなくても全然観戦をお楽しみいただけます!
でも・・・
せっかくなら各種目のルールや意味がわかっていた方がより楽しめますよね?ということで,難しいことは極力抜きにしつつ,簡単な解説とルールをイラストとともにまとめてみましたので,是非こちらを頭に入れながら観戦をより一層お楽しみいただければ幸いです!
【サーフィス】
【アプニア】
2023年3月18日に上野浩暉選手が日本新記録を樹立したレースは
【CMASビーフィン】
【Jビーフィン】
【リレー】
【混合リレー】
日本記録・世界記録一覧
【女子】日本記録・世界記録一覧
【男子】日本記録・世界記録一覧
【リレー】男女日本記録・世界記録一覧
【Jビーフィン】男女日本記録一覧
前回大会のようす
前回大会は2022年5月3日〜5日に横浜国際プールにて開催されました.振り返り記事は以下をご覧ください!
なお,団体成績およびMVPは以下のとおりでした.
成績 | 名前 |
---|---|
男女総合優勝 | NLS |
女子総合優勝 | AQUA FinD |
男子総合優勝 | NLS |
ビーフィンの部優勝 | 早稲田大学 |
女子最優秀選手(MVP) | 髙津 奈々 |
男子最優秀選手(MVP) | 上野 浩暉 |
いかがでしたでしょうか!
長い記事を最後までチェックしてくださった方はありがとうございました!是非LIVE配信を観て感想などをSNSに発信していただけると嬉しいです!
見逃してしまった方は是非アーカイブでお楽しみください!
選手の皆さん,頑張っていきましょう!