世界選手権やワールドカップなど、年初から幾度も繰り返された、ワールドゲームズ出場の懸かる選考シリーズ。その締め括りとなる最後の2週間が遂に始まります。今月はワールドカップの第5戦、そして最終戦のゴールデンファイナルが開催予定。そのうち今回は、10月4日から3日間に渡り行われた、第5戦コロンビア大会の結果をご紹介します!
トピックス
CMAS World Cup 2024 第5戦!
カリブ海に面する港町、コロンビアの北方に位置するバランキージャで開かれた第5戦。出場国は南米5ヵ国(コロンビア・チリ・エクアドル・ベネズエラ・メキシコ)と少ないながら、第4戦の参加者数を超える297名の選手が出場する大会となりました。なんとコロンビアからは200名以上の選手がエントリーしています!!
上位3選手のリザルトまとめ
大コロンビア共和国の三色旗がメダルを総なめ!
上位3選手の結果をみれば一目瞭然、今大会のメダルはコロンビア・エクアドル・ベネズエラといった、大コロンビア共和国の三色旗を掲げる国々による総なめです。モノフィン種目で圧倒的な力を誇るコロンビア、それに対してエクアドル・ベネズエラはビーフィン種目で強さをみせました。
主要な国際大会の一つ「ワールドカップ」である以上、もう少し国際色豊かな出場国が期待されますが、一部の地域だけでこれだけの規模、参加人数の大会を催すことができるのは素晴らしいことと言えるでしょう。南米はフィンスイミングの新たな中心地と言えるかもしれませんね。
配信アーカイブ・全リザルトはこちら
大会の配信アーカイブは『CMAS TV』から視聴できます。
大会の全リザルトは以下をご参照下さい。
最新のワールドゲームズ選考ランキングは?
今大会の結果が反映されたワールドゲームズ選考の最新ランキングはこちら!こちらのランキングにイタリアでのゴールデンファイナル大会の結果が反映されると全ての記録が揃い、2025年のワールドゲームズ出場者が絞られる形となります!(ワールドゲームズとは?という方はこちらをチェック!)
次回の更新もお楽しみに!
CMASワールドカップ2024シリーズも、遂に最終戦、ゴールデンファイナルのイタリア大会を残すのみとなりました。ワールドゲームズ出場が決まる最後の戦いに、競技人生を懸けて挑む選手もいることでしょう。世界選手権に匹敵、あるいはそれ以上に緊張感のあるハイレベルなレースとなること必至です!!!
そして日本からは、ジュニア・大学生・シニアからなる全31名の選手団が出場。先日行われた関東オープン大会で、400mサーフィスで自身初となる3分27秒47の日本新記録を樹立した上野愛美香選手(AQUA FinD)、100mサーフィスでユース日本新記録を樹立した中村康弘選手(NAIA Finswimming Team)も出場予定です!
もちろん、注目は日本人選手だけではありません。各種目の世界記録保持者や世界選手権のメダリストなど、数えきれない有力選手がイタリア大会に出場します。そんな世界最高峰の祭典を、どうぞお見逃しなく!!!大会の配信情報は、『CMAS TV』をチェックしましょう!
なお、大会終了後にはもちろん『Worldwide Finswimming News』にて、その結果をご紹介いたします。そちらもどうぞお見逃しなく。