【WORLD NEWS!!】最高峰の戦い!フィンスイミング世界選手権大会!

 2年に一度のフィンスイミング最強を決める戦いが、セルビア・ベオグラードの地で繰り広げられました。

 今年で23回目となるフィンスイミング世界選手権大会は、新種目を3つ携え、全5日間日程にて7月12日から16日にかけて行われました。2018年大会以来2度目となるベオグラード開催。会場は前回同様に、セルビアの水球選手の名を冠する『Milan Gale Muškatirovićミラン・ガレ・ムシュカティロヴィッチ』です。

 ちなみに2018年大会といえば、日本が全7種目で決勝に進出するなど大躍進した大会でもあります。思い出の地で再び、日本の代表選手たちが勝負に挑みます!!

フィンスイミング世界選手権_会場の様子①_CMAS公式HPより引用(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_会場の様子②_CMAS公式HPより引用(フィンスイミングチャンネル)
CMAS公式HPより

【全種目まとめ!!】メダリスト・日本選手の競技結果

フィンスイミング世界選手権_サーフィス_50m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_サーフィス_100m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_サーフィス_200m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_サーフィス_400m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_サーフィス_800m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_サーフィス_1500m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_ビーフィン_50m_結果(フィンスイミングチャンネル)_2
フィンスイミング世界選手権_ビーフィン_100m_結果(フィンスイミングチャンネル)_2
フィンスイミング世界選手権_ビーフィン_200m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_ビーフィン_400m_結果(フィンスイミングチャンネル)_2
フィンスイミング世界選手権_アプニア_50m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_イマージョン_100m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_イマージョン_200m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_イマージョン_400m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_リレー_サーフィス_4×50m_結果(フィンスイミングチャンネル)_2
フィンスイミング世界選手権_リレー_サーフィス_4×100m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_リレー_サーフィス_4×200m_結果(フィンスイミングチャンネル)_2
フィンスイミング世界選手権_リレー_ビーフィン_4×100m_結果(フィンスイミングチャンネル)
フィンスイミング世界選手権_リレー_サーフィス・ビーフィン_4×100m_結果(フィンスイミングチャンネル)_3

4つの日本新!2つの決勝!!

 日本チームは、大会を通じて4つの日本新記録を樹立!

フィンスイミング世界選手権_日本代表集合写真_JUSF公式HPより引用(フィンスイミングチャンネル)
JUSF公式HPより
  • 女子 100m サーフィス:髙津 奈々(41秒08)
  • 女子 4×50m サーフィスリレー:髙津, 大須賀, 松田, 森(1分12秒76)
  • 男子 4×50m サーフィスリレー:上野, 萩原, 阿部, 渡部(1分4秒14)
  • 混合 4×100m サーフィス・ビーフィンリレー:岩井, 松田, 阿部, 髙津(2分49秒56)

 更に、4×50m サーフィスリレーでは、男女ともに決勝へ進出という快挙!!男子は決勝で、まさかの競技規則違反により失格となってしまいましたが、女子は予選からタイムを上げての7位入賞を果たしました。

 そして、今大会唯一の個人日本新記録を樹立した髙津奈々選手(Style1)。得意の100mサーフィスでは、昨年11月のアジア選手権、今年5月の日本選手権、そして今回と、大一番の大会で3連続となる日本新記録です!!コンスタントに記録を伸ばし、40秒台まであと僅かに迫りました。 

【必見!!】9つの世界新記録が誕生!

 世界最高峰の戦いと呼ぶに相応しく、今大会からは全部で9つの世界新記録が誕生しました!

 なんと9種目のうち実に6種目がアジア選手による新記録。ヨーロッパ圏が中心といわれるフィンスイミングにおいて、アジアの存在を誇示する結果といえるでしょう。

フィンスイミング世界選手権_女子100mサーフィス世界新記録のHU Yaoyao_CMAS公式HPより引用(フィンスイミングチャンネル)
100mサーフィス世界新記録のHU Yaoyao(CMAS公式HPより)
  • 女子 100m サーフィス:HU Yaoyao(37秒75)
  • 男子 400m ビーフィン:FEDKIN Aleksei(3分25秒02)
  • 男子 100m イマージョン:SHIN Myeongjun(31秒01)
  • 女子 200mイマージョン:YAO Huali(1分18秒05)
  • 男子 200m イマージョン:GUAN Hanzhi(1分12秒86)
  • 女子 400m イマージョン:YAO Huali(2分53秒99)
  • 女子 4×50m サーフィスリレー:中国(1分8秒12)※暫定世界記録
  • 男子 4×50m サーフィスリレー:コロンビア(1分0秒62)※暫定世界記録
  • 混合 4×100m サーフィス・ビーフィンリレー:ハンガリー(2分41秒90)

 どのレースも見応えがあるので、ぜひ配信アーカイブからご視聴頂きたいのですが、中でもオススメは、男女の4×50m サーフィスリレーフィンスイミングの迫力とスピード。そして会場の熱狂。全ての魅力がギュッと詰まったイチ押しのレースをぜひご覧ください!

女子 4×50m サーフィスリレー
男子 4×50m サーフィスリレー

大会結果、アーカイブはこちらからチェック!

リザルト集

配信アーカイブ

 世界選手権の配信アーカイブは、『CMAS TV』から視聴できます。

https://tv.cmas.org/sportitemset/664f314dc1ed7c41bdd0a54d

 『CMAS TV』とは、世界水中連盟の65周年記念として2024年に始まったサービスで、CMAS主催の様々な競技や大会の配信を、全て一つの場所から配信・視聴可能にしようという試みです!!

 これまでは、各大会の運営団体に委ねられていた競技会の配信。視聴に苦労した経験を持つフィンスイマーも多いハズ。そんな苦労がこのサービスによって、報われることに期待しましょう。

【注目!】最新のワールドゲームズ選考世界ランキング

 世界選手権の結果が追加された最新のワールドゲームズランキングも公開されています。今回は日本人選手も多くランクイン。9月から始まるワールドカップの後半戦を前にこちらも要チェック!

次回の更新もお楽しみに!

 世界選手権が終わり、いよいよ来月9月からはワールドカップ後半シーズンがスタートします。第4戦がタイ・プーケット、第5戦がコロンビア・バランキージャ、そして最終戦がイタリア・リニャーノサッビアドーロで予定されています!

 世界選手権を経て、グンとレベルが上がった印象のあるワールドゲームズ選考ランキング。本大会出場を狙う選手たちがその記録にいかに肉迫するのか、そして、最終戦に出場を予定している日本チームの戦いは…?どうぞご注目ください!!!

 「Worldwide Finswimming News」では、今後も随時、様々な国際大会・国際情報をお届けしていきます。次回もお楽しみに。

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