先月、ヨーロッパ選手権が開催され、選手同士の直接対決で盛り上がりをみせたヨーロッパ地域。
これと対照的にアジア地域では、各国の国内大会でハイレベルな記録更新による凌ぎ合いが盛り上がりをみせています！
トピックス
男子50mアプニア13秒92の中国新記録！！
中国にて行われた国内大会では、世界選手権覇者Siqian Zhangが男子50mアプニアにて13秒92の世界歴代5位相当の中国新記録を樹立！大一番のレースでは必ず結果を残すなど、安定感と勝負強さに定評のあるSiqianでしたが、遂に14秒の壁を破り、世界9人目の13秒台保持者となりました。
女子100mイマージョンでは世界ジュニア記録を上回る35秒82の好記録！！
また、女子100mイマージョンでは先日のジュニア世界選手権で更新されたばかりのジュニア世界記録36秒87をさらに1秒も上回る、驚異的な記録が誕生！Huali Yaoが35秒82という素晴らしい記録を樹立しました！
しかし、この記録は、国内における公認記録としては認められるそうですが、世界記録として必要な要件を大会が満たしていないため、正式に世界ジュニア記録としては、残念ながら認定されません・・・。
彼女の国際大会デビューに期待しましょう！
韓国選手権にてアジア新記録更新！！
韓国にて行われた韓国選手権で、素晴らしい記録が樹立されました！！
男子50mビーフィンにて、Jaeseung Choが18秒76で泳ぎ、アジア記録を0秒06更新しました！！
*元の記録は中国のZhuoheng Liの18秒82
この記録は、世界歴代9位相当の記録であり、Jaeseungは国際大会未経験ながら、今年のアジア選手権、そして、来年の世界選手権の優勝候補筆頭として名乗りを挙げたと言えるでしょう。
韓国のビーフィン選手といえば、女子ではMingi Choi、男子ではMinkyoung Kimが世界選手権メダリストとして有名。
Jaeseungは、11月のアジア選手権にて、彼女らと4×100mビーフィンリレーでの共闘が予想されます。世界記録更新の可能性もありえる豪華な顔ぶれ、ぜひご注目下さい！
女子50mサーフィスでも世界歴代9位の好タイム！
同大会ではさらに、女子50mサーフィスにてUijin Seoが17秒28と世界記録まで0秒35に迫る世界歴代9位相当の記録を樹立。この種目は、世界記録が同じく韓国のYesol Jangのため、国内記録更新には至りませんでしたが、先日のヨーロッパ選手権の優勝タイムを上回る、素晴らしい記録です。
アジア選手権まであと3ヶ月！
11月にはいよいよ、4年ぶりとなるアジア選手権の開催がタイのプーケットにて予定されています。
各国で素晴らしい記録を出したアジア選手達の活躍に是非ともご注目下さい！
そして、これらの選手とアツいメダル争いを繰り広げるであろう、日本選手の応援をどうぞよろしくお願い致します！！
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