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先月、イタリア・リニャーノ・サッビアドーロにて行われたワールドカップシリーズの第2戦。その結果をご紹介いたします!
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トピックス
CMAS World Cup 2025 第2戦 イタリア大会
イタリアのフィンスイミング聖地といえばここ、リニャーノ・サッビアドーロ。映画『紅の豚』でおなじみアドリア海に面した北イタリアのリゾート地です。隣国スロベニアとの国境近くにある小さな町ですが、世界有数の観光地である「ベネチア」から40kmほどと、比較的アクセスの良い土地柄です。日本においては、昨年に日本代表チームが参戦したワールドカップ開催の地といえば馴染み深いでしょうか。そんな思い出深い地で、今年もワールドカップが開催されました。
各種目のメダル獲得者・リザルト一覧
全体的に記録は低調ながら、今大会も様々な見どころがありました。
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大会のハイライト
好調のビーフィン勢。あわや世界新記録も!?
今大会、活躍が目立ったのはビーフィン勢でした。男子は、昨年の世界選手権100m・200mの銀メダリストのKELEN Cseplo選手(ハンガリー)が、得意とする同二種目で42秒11、1分33秒56の好記録。50mでは、同じく世界選手権銀メダリストのORSI Marco選手(イタリア)が、18秒82と、世界記録に0秒41と迫る好記録で泳ぎました。女子も絶対女王の世界記録保持者こそ不在ですが、ハンガリー勢を中心にレベルの高い記録が生まれました。
モノフィン中長距離はハンガリー勢の独壇場
ビーフィン種目で大いに活躍をみせたハンガリー勢。しかしながら、そんな活躍が霞んでしまうほど、モノフィン中長距離種目での同国の躍動は凄まじいものでした。女子1500mの優勝、HEMPLER Emily選手(ドイツ)を除いて、200mから1500mサーフィスまでの優勝は全てハンガリー選手という異常さ!男子に至っては、400m、800mで、ハンガリーのKISS Nandor選手、MOZSAR Alex選手、KOVACS Megyer選手が表彰台を独占する結果となりました。しかも彼ら3選手は、所属しているクラブチームまで一緒という・・・。これだけ強力な中長距離選手を何人も輩出する『MATRAI EROMU BUVARKLUB』では、一体どのようなトレーニングを積んでいるのでしょうか。
配信アーカイブ・全リザルトはこちら
今大会の様子も『CMAS TV』からご覧いただけます。
大会の全リザルトは以下をご覧下さい。
ワールドカップ2025今後のスケジュールは?
ワールドカップシーズンはまだまだ続きます!今後のスケジュールは以下をご覧ください!
- 第3戦 スペイン大会:4月11~13日 ※終了済み 結果紹介をお楽しみに!
- 第4戦 アメリカ大会:5月23~25日
- 第5戦 台湾大会:9月11~14日
- 第6戦 UAE大会:11月1~3日 ※日程追加!
おわりに
ロシア勢、再びの大記録!
先日の記事では、ロシア勢による国内大会での非公式世界記録を紹介したばかり。その驚きも冷めやらぬなか、再び、非公式の世界記録情報が飛び込んできました!まさに、おそロシア・・・。
今回の記録は、女子200mイマージョン。その世界ジュニア記録1分25秒02をなんと4秒も更新する、1分21秒02という大記録が誕生しました!その記録を出したのは、SAPRYKINA Ksenia選手です!なんと彼女の父SAPRYKINA Igor選手は、往年のイマージョン世界チャンピオンです。親子そろって、フィンスイミングの歴史に名を刻む名選手となるのでしょうか。彼女の今後の活躍は要チェックです。
映像はこちらから⇩
次回の更新もお楽しみに!
ワールドカップの結果をはじめ、今後も『Worldwide Finswimming News』では、フィンスイミングの国際情報を随時ご紹介。世界を知り、フィンスイミングをより楽しむ材料としてご活用ください!